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【19.7.8更新3体】上級ルールのDロイス解説その2/戦闘用人格/特権階級/生還者/複製体/伝承者@TRPGダブルクロス

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[戦闘用人格/特権階級/生還者/複製体/伝承者]

上級ルールで紹介されているDロイスの解説記事その2です。

【LM変更あり】の項目は、後発のサプリメント"リンケージマインド"でデータ変更があったDロイスです。

シリーズ記事は↑の[Dロイス]タグからご覧下さい。

 

◆No.6 戦闘用人格(デュアルフェイス)

【LM変更あり】

侵蝕率100%で、判定ダイスが4増えます。侵蝕率分と合わせてダイス+7個になります。
(LMではダイス+5&攻撃力+5!)

フレーバーは良いのですが、性能は正直微妙です。
【実験体】の様に、能力値の底上げによるステータスアップの効果は無いですし、【賢者の石】の様に大ダメージを叩き出すこともないので、戦闘早期終結の直接の役にも立ちません。

さらに、普通のDロイスよりもバックトラックが1D不利になります。
オフラインセッションをする場合に、用意しなければならないダイス数が増える&判定に時間がかかるという物理的デメリットもあります。

あえて実験体ではなく、戦闘用人格をデータ面でチョイスするビルドを考えるなら、クライマックスのドッジ用ダイスを少しでも稼ぎたいキャラとなります。ドッジ二回成功でロイス収支の元がとれる計算になります。ダイスが増やしにくい肉体以外の…社会や精神や感覚基準のドッジを、初期から運用したいキャラには特にオイシイかもしれません。

ダイスが多い《完全獣化》を使うキュマイラのダイスを更に増やすのも、コンセプトビルドとして面白いかもしれませんね。普通に20D以上振れる事になるので、クリティカル値10のドッジでも一回はクリティカルしてくれそうです。

フレーバーの話しになりますが、基本殺すしかないジャーム相手に、非情になりきれなかったり、ビビりな性格のキャラクターがこのDロイスを利用すると、ロールプレイと戦闘行動にいい感じの整合性とコントラストの演出を差し挟めます。そういった意味ではかなりオススメです。


◆キャラクター例

ブラックドッグ×ノイマン@戦闘用人格

【コンストラクション】

▼能力値 レネゲイドビーイングC
肉体2 
感覚1 
精神8 〈RC〉1+3 
社会1 〈調達〉+2

▼エフェクト
2《見えざる僕》1LV 
2《リフレックス:ブラックドッグ》2LV
2《雷の槍》1LV 攻8 -1D
5《サイレンの魔女》2LV 攻9
2《コンセントレイト:ブラックドッグ》2LV
2《オリジン:レジェンド》1LV 修正4

▼100%コンボ
侵蝕7(準備2)/攻撃力17/ダイス14/クリティカル10/修正8/シーン選択/装甲無視

▼100%ドッジ
侵蝕4(準備2)/ダイス15/クリティカル7/修正8
期待値43.1

ダイスが多いので、サイレンの達成値は割りと安定して20台を狙えると思います。
可能なら《ハードワイヤード》でRCブースターが欲しかった所です。



◆No.7 特権階級(ハイロード)

タイタスの効果を他人に使えるようになります。
 
多くの場合ボス戦で仲間を復活させるのに使う事になりますが、ダイスペナルティーやバッドステータスなどの不利な状況の解除や達成値支援など、活かすチャンスは多岐に渡ります。

特にロイスを失いにくいガードキャラにオススメのDロイスです。直接の殲滅力には繋がらないので、アタッカーには向いていません。支援キャラも侵蝕率がバカにならないので、いざというとき生かしにくいです。

どのタイミングで誰にどの効果で使うか?仲間の侵蝕率と残ロイス・バックトラック成功率や戦況などを判断しての的確な運用ができないと、無駄使いをして自分の首を絞めることになりかねません。的確な運用をすればかなり心強いDロイスなのですが、利用には慣れが必要です。

エフェクトアーカイブ環境なら、"メモリー"によってバックトラックの成功率が担保できるので、実質的に使えるロイスが増え、更に利用価値が上がります。

リンケージマインド環境の場合「固定ロイスの特殊効果"白"」で、誰でもやろうと思えば他人にダメージゼロ効果を二~三回飛ばせるので、相対的にこのDロイスの価値は下がっています。


◆キャラクター例

キュマイラ×エグザイル@特権階級

"ノーロストキング"
【コンストラクション】

▼能力値
肉体5 HP32
感覚1
精神2 〈意志〉1+2
社会4 〈調達〉1+3

▼エフェクト
2《崩れずの群》1LV
3《イージスの盾》3LV
4《命のカーテン》1LV
2《鋼の肉体》1LV  2D+5

最大ガード力 4D+12(クリスタルシールド)

 
メジャーアクションは鋼の肉体でHP回復します。コンストラクションのディフェンダーとしては、かなりしぶといビルドです。
遠隔ガードが届かなかったり、範囲攻撃を受けてカバーリングしきれなかった仲間を、必要ならタイタスで復活させます。



◆No.8 生還者(リターナー)

バックトラックで3Dの侵蝕率を下げます。

普通のロイス一つ分(1D)と比べると、期待値で+11の効果があります。
バックトラックの1倍振り・2倍振りの成功率が上がることで得られる経験点が増えます。…経験点を貯めて成長させながら遊ぶ、キャンペーンセッションで使ってこそ意味のあるDロイスです。

三倍バックトラック覚悟なら意味をなさないDロイスなので、コンベンション等、経験値カウント無用な単発セッションではほぼ意味が無くなります。

バックトラックの成功率を確かに底上げしてはくれるのですが、3rd editionでは侵蝕率をガッツリ下げられる"メモリー"やEロイスルールが加わった為、すっかり影が薄くなってしまいました。

リンケージマインド環境になると、固定ロイスがDロイス並みの性能に上がった為、さらに取得価値が下がってしまいました。

タイタス効果のダイス+10が使えなくなるペナルティーを忘れがちなので、GMをする時も注意しましょう。

 

◆No.9 複製体(デュプリケイト)

侵蝕率制限(80%とか100%とか)の無いタイプのエフェクトを、どのシンドロームからでも一つ習得します。トライブリードでも最大レベル制限はありません。
だだし、ロイス一つを犠牲にしている上に、使用時の侵蝕コストが上乗せになるエフェクトなので、計画的に利用しないと危険です。

同様の効果を手広くデフォルトで持っているウロボロスシンドロームの出現により、すっかり影が薄くなってしまったDロイスです^^;

このDロイスを取得しているキャラは、誰かのコピーとして生を受けた存在となります。オリジナルキャンペーンシナリオのネタとしては、充分なポテンシャルです!PC・NPCを問わず、ロストしたキャラクターを再登場させる理由付けにも使えます。

最もよく選ばれるエフェクトは、ブラックドッグの《ハードワイヤード》です。タイミング:常時のエフェクトはウロボロスでコピーできないので、需要があります。基本侵蝕が合計+7にはなってしまいますが…
ノイマンピュア六刀流にアームブレードを供給したり、サイレン使いにRCブースター(判定固定増加)を供給したりと、便利に手広く利用可能です。

その他のエフェクトだと…

>範囲攻撃が出来ない白兵アタッカーに、ハヌマーンの《獅子奮迅》。
>装甲無視が出来ない物理アタッカーに、モルフェウスの《ペネトレイト》や《漆黒の拳》。
>装甲無視ができないRCアタッカーに、ハヌマーンの装甲無視《振動球》。
>サラマンダーピュアのガードキャラに重圧対策で、エグザイルのオートアクションバステ回復《異形の守り》。
>キュマイラピュアの射程延長に《伸縮腕》。
>ブラックドッグピュアRCに《サイレンの魔女》を。
etc

総じてピュアブリードの弱点補強に効果的と言えますね。いずれもロイス枠一つ分以上の価値はある効果です。


◆キャラクター例

ブラックドッグピュア@複製体

"ライトニングストーム"
フルスクラッチ

▼能力値 レネゲイドビーイングD
肉体4 〈回避〉1 HP30
感覚2
精神2 〈RC〉1+3 〈意志〉1
社会1 〈交渉〉1 〈情報:UGN〉1 〈調達〉+2
【能力値0】【技能10】

▼エフェクト
+4《ハードワイヤード》7LV RC+14
2《見えざる僕》1LV ドッジ
2《雷の槍》1LV 攻8 -1D
5《雷鳴の申し子》1LV 攻+減少UP
5+2《D:サイレンの魔女》1+4LV 攻24
2《オリジン:レジェンド》1+2LV RC+8
+5《ヒューマンズネイバー》1LV
【エフェクト120】

▼100%コンボ
侵蝕14(準備2)/攻撃力32+減少HP/ダイス4/クリティカル10/修正26/シーン選択/至近不可/装甲無視

▼100%ドッジ
侵蝕2(準備2)/ダイス5/クリティカル10/修正26

ちょっと変則的な固定値サイレン使いです。
《ハードワイヤード》7LVによる厚い固定値や、《見えざる僕》によるローコストのドッジ力、《雷鳴の申し子》によるロマンアタックが持ち味です。



◆No.10 伝承者(サクセサー)

【LM変更あり】

達成値+3D10、HPを5失う、シナリオ1回。
(LMでは、クリティカル-1、HPを10失う、シーン1回、使用回数3回)

微妙な効果です。使っているキャラはごく稀だと思います。
さらにはHP-5のコストが生じるので、HPをコストにすることが多いブラム=ストーカーだと使いにくい効果です。

あえて使うなら、サラマンダーの《氷壁》やノイマンの《守りの弾》など、判定キャンセルエフェクト使いに持たせて、とっさのブーストに使う。または《マシラのごとく》など命中に不安のある必殺エフェクトの補助として用意するくらいでしょうか。



●【LM版】について
ミドルフェイズの戦闘では《コンセントレイト》3LVを前提に切り札として使えますが、シーン一回のためボス戦でも一回しか使えません。イマイチ感が否めませんが、変更前よりはマシです。

3シーンも戦闘が有ることは希ですし、あったとしても全てに参加したら侵蝕率がとんでもない事になるので、使用回数一回は戦闘以外で使えれば余らせずにすみそうです。
判定技能を固定しなければならないので、攻撃・回避・情報収集に転用できる〈RC〉が有利と言えば有利です。

リンケージマインドでは、固定ロイスで達成値+15なんて効果も出てきてしまったので、ますます存在意義が怪しくなってしまいました^^;




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