TRPGダブルクロスのススメ

モンハンじゃないよ

【19.7.28更新4体】ウロボロス解説【インフィニティコード】@TRPGダブルクロス

f:id:caunserahomare:20190726234915j:plain

 

ウロボロスの概要

ウロボロスは、サプリメント「インフィニティコード」で登場した、コピーエフェクトが特徴のシンドロームです。

エフェクトデータ自体は「エフェクトアーカイブ」にも掲載されていますし、ウロボロス専用Dロイスは「リンケージマインド」にも掲載されています。しかし、「インフィニティコード」が無いとウロボロスの能力値と設定(ゼノスとの関係など)が分からないので、運用できません。

ウロボロスの能力値は精神が高目なので〈RC〉キャラクターが組みやすくなっています。

ウロボロスの使い味は…トライブリードをクロスブリードやピュアブリードにまとめる&しかも100%エフェクトが使える…つよい…でも燃費は悪くなる…といった感じです。

インフィニティコードの出版当初(2010年)はこぞってウロボロスキャラが作られていたものですが、エフェクトアーカイブの登場(2012年)により既存のシンドロームも十分に強化された為、侵蝕率の上がり易さも相まって現在ではそこまで多用されるシンドロームでは無くなったイメージです。



ウロボロスのエフェクト

ウロボロス最大の特徴は、他のシンドロームのエフェクトを、ウロボロスのエフェクトとして習得する《原初の~》シリーズの存在です。

コピーエフェクトは9種類あります。
《原初の黄》セットアップor クリンナップ
《原初の赤》メジャー
《原初の青》マイナー
《原初の緑》リアクション
《原初の紫》オートorイニシアチブ
《原初の白》80%
《原初の黒》100%
《原初の虚》120%
《影の武具》武器防具作成

それぞれのタイプ毎に1つのエフェクトしかコピー取得できない事になります。
常時・ピュア・リミット・Dロイスのエフェクトはコピーできません。
ピュアウロボロスならば、コピーしたエフェクトの最大LVも+2にできます。
ウロボロストライブリードで3種を前提にすると、12-1(100%エフェクト分)で、11シンドロームのエフェクトを操るキャラクターを作ることも可能です。

コピー取得したエフェクトは、元のエフェクトよりも侵蝕率コストが増えたり、取得時に侵蝕率基本値が上がってしまったりします。
ウロボロスエフェクトの使い手は、経験点満額ゲットが難しくなると共に、ジャーム化の危険が高まる事になります。

その他のウロボロスエフェクトの特徴
>コピーしたエフェクトの射程を延長したり範囲選択化したりするもの。
>影を操って攻撃したり防御したり万能判定したりするもの。
>ダメージを与えてから発動する/暴走中有効なタイプの戦闘力増強エフェクト。
カバーリングやリアクションエフェクトを阻害するエフェクト。
…等が特徴的です。

特に[精神]であらゆる判定を行える《無形の影》と、暴走と引き替えに攻撃力を増強する《螺旋の悪魔》、係数2でダイスを増やす《背徳の理》等が便利ですが、全体的な傾向として補助的な効果が多く、コピーエフェクトが主力になるバランスとなっています。

専用Dロイスは、コピーエフェクトをさらに1つ増やす【傍らに立つ影(シャドウバディ)】と、タイタスを使って判定キャンセルをする【輪廻の獣(アルマレグナム)】があります。



f:id:caunserahomare:20190727111716j:plain


ウロボロスのキャラクター

ウロボロスを使うとどんなキャラクターが作れるのか?百聞は一見に如かずということで、何例か上げてみたいと思います。
エフェクトデータはエフェクトアーカイブ準拠となります。

コピーで集めた強いエフェクトをウロボロスピュアブリードの高レベルで使う構成が強いので、フルスクラッチキャラも例として作ってあります。

《原初の~》シリーズはエフェクト名が冗長になるので、コピーエフェクトに《色:》を付ける事で代用とします。



1.ウロボロス×サラマンダー【万能RC】

【コンストラクション】

▼能力値 UGNエージェントC
肉体3
感覚1
精神7 〈RC〉1+3
社会1 〈調達〉1+2

▼エフェクト
4《100%:プラズマカノン》2LV 攻15
4《災厄の炎》1LV 攻6 至近範囲
3《赤:魔獣の衝撃》1LV +2D 攻5
4《無形の影》1LV 万能判定
2《コンセントレイト:ウロボロス》3LV

▼100%コンボ
侵蝕13/攻撃力26/ダイス12/クリティカル7/修正4/至近/範囲選択

▼アイテム 常備化8/財産6
コネ:UGN/1
コネ:裏社会/1

至近戦が得意なRCアタッカーです。

エフェクトアーカイブレギュレーションのハイスペックエフェクトを集めた形になっています。

万能判定エフェクト《無形の影》と《コンセントレイト》のコンボで、情報収集/購入判定/知識/白兵/射撃/運転…その他あらゆるメジャーアクション判定をクリティカルにするというチート性能を発揮できます。

《無形の影》を使う関係上、燃費がやはり今一つです。Dロイスは無くても構わない構成ですが、もし付けるなら侵蝕コスト無しで攻撃力を上げてくれる【対抗種】あたりがオススメです。

《無形の影》の代わりに、バロールのキャンセルエフェクト《100%:黒:時の棺》を取得するのもアリです。この場合Dロイスを【輪廻の獣】にして、2回キャンセル可能にするとキャラが立ちますが、バックトラックはかなり厳しい事が予想されます。



2.ウロボロス×キュマイラ【汎用白兵】

【コンストラクション】

▼能力値 UGNエージェントA
肉体6 〈白兵〉1+3
感覚1
精神2
社会3 〈調達〉1+2

▼エフェクト
3《赤:音速攻撃》1LV 2D
3《螺旋の悪魔》2LV 攻9 暴走
2《混色の氾濫》1LV 範囲
4《80%:フルパワーアタック》1LV 攻10
2《コンセントレイト:ウロボロス》3LV

▼60%コンボ
侵蝕10/攻撃力16/ダイス8/クリティカル7/修正1/暴走

▼100%コンボ
侵蝕14/攻撃力32(両手剣)/ダイス11/クリティカル7/修正1/範囲選択/暴走

▼アイテム 常備化12/財産2
両手剣/9
ウェポンケース/1

暴走しながら《フルパワーアタック》両手剣をブン回します。
係数3の攻撃力アップエフェクト《螺旋の悪魔》のおかげでミドルフェイズの戦闘力も高いです。最大LVがこのタイプのエフェクトでは異例に高い5なので、ミドルからクライマックスまで頼りにできます。
《80%:原初の白》で装甲ガード無視の《バリアクラッカー》の取得も可能なので、かなりスキの無い構成に成長できます。



3.ウロボロスピュア【サイレンRC】

フルスクラッチ

▼能力値 レネゲイドビーイングD
肉体2 
感覚2 行動値8
精神4 〈RC〉1+3
社会1 〈調達〉+4 〈情報:UGN〉1+1
【能力値0】【技能15】

▼エフェクト
6《赤:サイレンの魔女》7LV 攻24
+3/2《黄:加速装置》2LV 行動+12
2《混沌なる主》4LV RC+10
2《オリジン:レジェンド》1+4LV RC+12
+5《ヒューマンズネイバー》1LV
【エフェクト115】
侵蝕率基本値+8

▼100%コンボ
侵蝕8(準備4)/攻撃力24/ダイス6/クリティカル10/修正26/シーン/装甲無視/行動値20

▼アイテム 常備化10/財産7
コネ:裏社会/1
コネ:UGN/1
コネ:噂/1

固定値サイレン使いを作ってみました。
ウロボロスのレネゲイドビーイングなのでゼノスに見つかるとヤバいやつです^^;

成長させるなら、いざという時の達成値ブーストとして《原初の紫:妖精の手》、攻撃力大アップ《原初の黒:マスヴィジョン》、ローコストでミドル戦闘から使える攻撃力ブースト《螺旋の悪魔》等が便利です。

このキャラクターに限らずウロボロスは、侵蝕率上昇に伴うエフェクトレベル上昇が+1になるDロイス【起源種】と相性が良いです。



4.ウロボロスピュア【傍らに立つ影RC】

フルスクラッチ

▼能力値 UGNエージェントD
肉体2
感覚2
精神4 〈RC〉1+3
社会1 〈調達〉1+2
【能力値0】【技能10】

▼エフェクト
3《赤:魔獣の衝撃》4LV 攻5 +5D
4《D:要の陣形》1+1LV 3体
3《螺旋の悪魔》3LV 攻12 暴走
6《100%:黒:プラズマカノン》2LV 攻15
2《コンセントレイト:ウロボロス》3LV
【エフェクト105】

【メモリー15】

▼100%コンボ
侵蝕18/攻撃力32/ダイス12/クリティカル7/修正4/3体/暴走

▼アイテム 常備化8/財産5
コネ:UGN/1
コネ:噂/1
コネ:裏社会/1

専用Dロイス【傍らに立つ影】でコピーエフェクトを追加で一つ取得しています。この効果で取得したエフェクトは、《要の陣形》のように使用回数制限があっても侵蝕率基本値が増えないので、少しお得感があります。
さすがに燃費が悪いのでバックトラックの助けにメモリーを一つ取得。
ピュアブリードなので、このままのコンボで攻撃力を59まで伸ばせます。
さらに《原初の白》で《マシラのごとく》を取得すれば、攻撃力を+60とかブーストできます。軽く100の大台を突破します。
《要の陣形》の代わりに《災厄の炎》を持ってくれば、射程は至近になってしまいますが、さらに攻撃力を伸ばせます。
ウロボロスのピュアブリードは燃費が悪い分強力です。



◆書籍紹介

関連書籍の記事より抜粋

●インフィニティコード(IC)


ダブルクロス The 3rd Edition サプリメントインフィニティコード

電子書籍あり
ほぼ万能のコピー能力と影(+スタンドやペルソナ)を操る力を持つものの、侵蝕率効率が悪いという諸刃のシンドロームウロボロス”のデータや設定を詳細に解説した一冊です。
追加の一般アイテム(手裏剣・ギターetc )も掲載。
複数の技能判定でアクションシーンを再現するFS判定ルールも掲載しています。これは適度な手ごたえで面白く遊べるルールなので、私はかなりの頻度でオリジナルシナリオに導入しています。
エフェクトデータだけなら、エフェクトアーカイブにも掲載されていますが、ウロボロスキャラを作る為の能力値データはこの本にしか掲載されていません。
エフェクトアーカイブが登場したせいで、あまり優先度が高くないサプリと言われがちですが、充分遊べる一冊です。
【FS判定】【追加シンドロームウロボロス】【ウロボロス専用Dロイス】【追加アイテム】【Eロイス】【エネミー】 【シナリオ2本】



●エフェクトアーカイブ(EA)


ダブルクロス The 3rd Editionデータ集エフェクトアーカイブ

電子書籍あり
エフェクトデータ集。エフェクトのデータおよび関連するルールが増補再定義されており、導入するとゲームバランスが変わります。導入するとダブルクロス3.5editionになるイメージです。
中級以上のユーザーにとっては、これが当たり前のスタンダードデータといった感覚です(基本ルール環境はビギナーレベルという認識です)。ダブルクロスを本格的に遊ぶなら必須と言っても良いサプリメントです。
経験点で取得可能なバックトラックを有利にできるリソース【メモリー】ルールが登場。
特定のエフェクトを極める攻とで取得できる強力な【リミットエフェクト】が登場。トライブリードの優位性が高まると共に、攻撃力不足だった一部のシンドロームには福音となりました。
ウロボロスのエフェクトも掲載されていますが、インフィニティコードが無いと運用には難があります。
電子書籍でも出ていますが、辞書的に参照する事になるので、本として持っておいた方が便利です。
変更されたエフェクトや新機軸エフェクト等、詳しいレビュー記事を書いていますので、よろしければ下端のリンクからご参照下さい。
【エフェクト(データ刷新)】 【リミットエフェクト】 【シナリオ2本】【メモリー


●小説


ダブルクロス01 ファースト+ぺイン (富士見ファンタジア文庫)

ダブルクロスのメインデザイナー矢野さんが書いたウロボロスにまつわる物語です。全三巻。