サプリメント"リンケージマインド"では、上級ルールから登場していたDロイスルールが、バランス調整でデータ変更を受けたものが結構あります。それらをまとめてみました。
◆効果の変わったDロイス
すべて上方修正です。
▼戦闘用人格
+5d/攻撃力+5にパワーアップ
▼実験体
能力+3から+4に
基本侵蝕は+3から+5に
▼伝承者
1シーン一回 クリティカル-1 三回に
▼特異点
達成値+20に
▼精鋭
基本侵蝕上昇3から2に
▼奇跡の血
侵蝕-3から-4に
▼羅刹
攻撃力+ 6から+8に
▼異形
-lvから-LV+2に
▼器物使い
ボーナス・ペナルティー共に2から3へ
▼動物使い
攻撃力レベル×3から×4へ
▼究極のゼロ
コンセ・リフレ選択不要。どちらでも可に
▼変異種
破邪の瞳 侵蝕4から5へ
コキュートス ダイペナ3から2へ
ハードラック 最大レベル3から5へ
ピアシング ダメージ-10か-5へ
ウロボロスと 80% 100%の 三種追加
▼古代種
《クレンジング》追加 エフェクト効果解除
《コマンド追加》 トループ殲滅
《リザレクション》追加 他人の戦闘不能回復
▼申し子
《アキュラシー》追加 達成値アップ
《インターセプト》追加 イニシアチブ行動
《ストレングスン》追加 オートの効果アップ
▼秘密兵器
経験点消費で三個まで持てるように
レイジングブレイド 命中ペナ-3から-2へ
フォールンシールド 侵蝕2から1へ
特殊装甲義肢 攻撃+4から+6へ
レジェンドウェポン 攻撃+3から+5へ
◆その他の追加データ
★上級ルールブックに載っていないDロイス
FHサプリ「パブリックエネミー」から再録5種類。
ウロボロスサプリ「インフィニティコード」から再録2種類。
追加ステージ集「ディスカラードレルム」から再録22種類。
リプレイやシナリオ集から生まれたDロイス「レネゲイズアージ」から再録6種。
その他新規追加のDロイスが17種類。
中でも、強化アイテム+エフェクト取得効果を持つ【遺産継承者】が飛び抜けて便利で、マニアックな強ビルドに多用されています。
遺産継承者のデータは後発の「ヒューマンリレーション」や「レネゲイドウォー」でも追加され、益々猛威を奮っています。
↓こちらの記事が参考になります。
http://blog.livedoor.jp/olifia-dx3/archives/1075380447.html
★追加ライフパス
学生や社会人を年代別に細分化したり、ステージ集「ディスカラードレルム」に対応した追加のライフパスが41リスト!掲載されています。
★Eロイスも大幅増加
基本が11種から23種へ(+12)
衝動別が2種から6種へ(+52)
パブリックエネミーやディスカラードレルムで追加されたものも掲載されています。
★シナリオ×1
広域オーバード覚醒装置を悪用するFHのテロリストと戦います。
★カラーロイス
固定ロイスに特殊効果が付くようになりました。俗に「カラーロイス」と呼ばれるものです。タイタス昇華効果が関係性によって8種類あり、Sロイスならそのどれでも使えます。
▼ブラック 達成値-20
▼ブルー ガード装甲無視
▼グリーン 達成値+15
▼オレンジ ダメージロール+5D/+10D
▼パープル HP全快
▼レッド ラウンド中 ダメ+10/披ダメ-10
▼ホワイト 他キャラの披ダメ0化
▼イエロー リアクション封じ
いずれもDロイスやSロイス効果に比肩する高い効果です。Dロイスを持たないビルドでも、使い方次第で勝るとも劣らない活躍が可能になります。
このルールが出来たせいでデータの変わったDロイスも散見されます。
もしこのルールを導入するなら、ゲームバランスが大きく変わるので注意しましょう。
特にブラックの達成値を減らす効果により、《守りの弾》等のキャンセルエフェクトが強力になるので、考えなしに導入するとボスが完封されかねません。
そんなこんなで、【リンケージマインドは導入するけど、カラーロイスは使わない】というレギュレーションで、卓を開く人がほとんどです。
◆以上。
リンケージマインドは遊びの可能性を大きく広げてくれるサプリメントです。
オンラインセッションの募集などを見ていても、上級ルールブックやエフェクトアーカイブと共に、頻繁にレギュレーションに組み込まれているのも頷けます。
本腰を入れてダブルクロスを遊ぶなら必携です。
ダブルクロス The 3rd Edition ルール&データブック リンケージマインド (ゲーム関係単行本)
電子書籍版も出ています。