ダブルクロスのススメ

夏以降でサプリが出るようです●ハートレスメモリー電子書籍化決定!●SSSの第4弾ラウンドアバウトが1月下旬発売されました!【更新履歴】●2/21サイレン記事に雷鳴の申し子を追加●1/20賢者の石記事にキャラ追加●1/17奈落の法則記事にウロボロスを追加●1/1GMのコツと遊ぶコツの記事にTweetを追加●12/7ボスエネミーデータ記事に1ラウンド戦について加筆●12/3アイテムアーカイブのサイレントエラッタを追記●11/16省燃費記事にIAキャラ追記●11/3ガード記事に

【24.5.7加筆】インフィニティコードのレビュー【ウロボロス・FS判定】@TRPGダブルクロス

ダブルクロス3rd edition のサプリメント「インフィニティコード」のレビューをお送りいたします。

上級ルール、パブリックエネミーに続いて2010/9/15に出版された、3冊目となるサプリメントです。

出版された当時は、目新しすぎる情報てんこ盛りで、ファンの界隈ではそりぁもうお祭り状態でした。

しかしながら2019年現在、プレイヤーサイドで重要度の高いデータに関して、エフェクトはエフェクトアーカイブに、Dロイスはリンケージマインドに修正/増補/再録されている為、購入優先度が低い・無くても構わないサプリメントと言われがちです。

とは言え私は、このインフィニティコード、現在においても全てのユーザーにオススメ出来る一冊だと考えています(特にフォーカスシステム)。

この記事では、他に再録されたデータとインフィニティコードのみのデータを分けつつ、「上級ルールの次に入手した場合の新要素」という視点でデータを紹介しています。

 

●追加シンドロームウロボロス」について

他のシンドロームのエフェクトをコピー習得したり、影を操る力を持つシンドロームです。
侵蝕率効率は悪いものの、従来では不可能だった強力なコンボの行使が可能になります。
エフェクトの性能をしっかり把握していないと使いこなせないので、上級者向きのシンドロームと言えます。

エフェクトデータ自体は後発のサプリメント「エフェクトアーカイブ」にすべて+リミットエフェクト分のプラスαが掲載されています。
しかし、ウロボロスシンドロームの能力値や、どういう経緯で発現したか等の詳しい設定はこのインフィニティコードにしか掲載されていません。
実質的にこのインフィニティコードが無いとウロボロスは運用出来ない形となっています。

ざっくりな設定は、昔プランナーが危険因子として封印した「ウロボロス」を、FHのボスが陰謀「インフィニティコード」の為に解放・拡散。UGNが対応に追われている…といった感じです。
ウロボロスシンドロームの持ち主は、ゼノスからは殲滅対象として扱われ、FHからはモルモットとして扱われる事になります。

ウロボロスシンドロームについて詳しくは↓の記事にまとめてあります。
caunserahomare.hatenablog.com


●他に再録されていないもの

◆追加ユニークアイテム

汎用8種。
シンドローム別各2種×12。
ウロボロスは5種。
合計37種類。

他のサプリには再録されていません。
ユニークアイテムの常として、いずれも費用対効果が微妙です^^;
面白そうなものをピックアップしてみます。


▼スネークブレード

コスト20で射程15m&そこそこ威力の武器。強化型ワイヤーウイップ・《伸縮腕》付きの武器…といった性能。ほぼ移動不要な2LVのエフェクト武器と考えれば悪くない。
移動すると使えないサラマンダーの攻撃力係数3エフェクト《灼熱の砦》、戦闘移動力が5mになるキュマイラの《フルパワーアタック》、複数体攻撃の《要の陣形》《異形の祭典》と相性が良い。
長射程の白兵武器は、一度使うと手放し難いものがあります。

▼悪食の好物

エグザイル専用。マイナーアクションでHPを2D回復する。経験点の余ったガードキャラが選択肢に入れるなら悪くない。

サウンドアーマー

ハヌマーン専用。リアクション達成値常時+5。経験点15の効果としては十分。ドッジやカウンター系のキャラなら選択肢に入る。

▼リニアヴィークル

ブラックドッグ専用。なんと〈RC〉技能でも運転攻撃を行える珍品。モルフェウスのモーフィングバイクを強化したような性能なのでコスパは悪くない。
〈RC〉で使うなら、ソラリスを入れて《トランキリティ》《タブレット》を利用するとグー。
〈RC〉の攻撃エフェクトと合わせて使えないというFAQが出ている。

エフェクトアーカイブもあるなら、ノイマンの《スキルフォーカス》でも使えます。
高い精神を活かせるので相性は良さげ。


▼増血剤

ブラム=ストーカー専用。高威力の新エフェクト《ブラッドボム》のHPコスト5Dとかを踏み倒せる。《リザレクト》が使えないクライマックスでもHPコストを気にせずに《ブラッドボム》を使えるのは強い。
…とりもなおさずインフィニティコードがレギュレーションに入っていない環境では《ブラッドボム》を十全に生かせない事になる。


▼ミーミルの覚書

オルクス専用。どんなコネの代わりにでもなる。実質、新登場の2回判定コネが使い放題。〈情報ファルスハーツ〉のコネとして使うのも便利。経験コスト5でこの効果は破格。


▼錬金秘本

モルフェウス専用。《黄金錬成/常備化ポイント》の効果がアップする。
エフェクトアーカイブで《黄金錬成》自体が強化された為、一時無意味なアイテムと化したが、公式FAQでこの錬金秘本も強化された。
その結果レベル係数が15となり、クロスブリードでも45。ピュアなら最大75点とかになる。かなりの高効率だ。
専用アイテムが強いFHキャラだと活用しがいがあるだろう。
高価で強い搭載火器が増えたネームレスシティかなり活用できる。


▼原初の混沌

ウロボロスぽいけどモルフェウス専用。
コストは60と高いがシーン中だけ好きなユニークアイテムを入手できる。
サプリメントが増えるほどヤバいアイテムは増えてゆくわけだが、「ヒューマンリレーション」の「天の火/攻撃力40/コスト150」とかを《ポルターガイスト》で利用できると強い。

「ミュートスキューブ/起源種と同じエフェクトLV上昇に/コスト100」も強い。

「レネゲイズアージ」を導入しているなら、「銀なる石」シリーズで【賢者の石】の効果を七種から選んでに書き換える事が出来るようになるのが面白い。イニシアチブにシーン選択8Dダメージとか色々強い。



◆追加一般アイテム

白兵武器9種
射撃武器12種
盾2種
防具17種
ヴィークル8種
コネ8種
一般17

かなりてんこ盛りです。
他のサプリには再録されていません。
面白いものをいくつかピックアップしてみます。

▼槍。

白兵でも射撃でも使える。大型拳銃の常備化が1安くなり、ガード値1も付いてくる…といった性能。白兵武器としては日本刀の下位互換だが、射撃武器としては大型拳銃の上位互換である。

▼メカニカルフィスト

ガードを無視する使いきりの白兵武器。購入25/常備化18と高価だが、購入判定でもクリティカルできるノイマンの《天性のひらめき》使いが仲間に居れば選択肢に入る。性能はフラットでヒートウイップほど使いにくくもない。

▼ショットガン(スラッグ)

大型拳銃の命中修正が無くなり、射程+10m…という、上位互換性能。デザイナーは大型拳銃に怨みでもあるのか。

▼フルオートショットガン

至近距離にも撃てる攻撃力10の銃。常備化14なので初期装備としては高価だが、移動エフェクトが不要でこの攻撃力ならオイシイ。

▼フラググレネード

そこそこ威力の使いきり範囲攻撃武器。常備化するより、購入判定(目標値12)で入手しておくと良い。範囲化エフェクトの節約に役立つ。

▼手裏剣

スペックは射撃専用のナイフといった具合だが、近くに使うと判定+2が付く。安い分拳銃より良い。ノイマンのキャンセルエフェクト《守りの弾》に最適。

火炎放射器

一回使いきりながら、射撃でガード無視攻撃が可能なレア武器。購入22/常備化16と入手困難だが、ネックとなっていたガード突破力が得られるのは大きい。条件付きEロイスの解除条件「火」に使っても面白い。

▼ジェットスーツ

シーン1回1ラウンド間だけ、セットアップで飛行状態になれる。接近にも離脱にも便利。常備化8と比較的安く、侵蝕率上昇も無い。移動エフェクトの代替になりうる。
パラシュート代わりにシナリオで用意するのも面白い。
とは言え、ファルスハーツアイテム(スカイキッド)との性能差が泣ける。

▼ローラーブーツ

常備化7で、実質的に戦闘移動+5m。常備化ポイントに余裕のあるエフェクト武器使いの白兵キャラなら選択肢に入る。

▼パーソナルモビリティ

室内でも使える(≒乗りっぱなしで良い)と明記されている。
ネームレスシティ以降だと、強力な搭載火器を室内で運用するのに便利かもしれない。
いわゆるセグウェイなのだと考えられるが、高性能車椅子みたいなもとしても良いだろう。

他のヴィークル…水上バイク/乗用馬/スポーツカー/軍用4WD/軽飛行機/潜水艇/宇宙船
…費用対効果がイマイチなものばかりで、PCが常用するというより、GMがシナリオ演出の幅を広げる役に立てるためのものと割り切った方が良い。

▼振り直し系コネ

常備化3で、情報判定をシーン一回振り直しできるようになる。
社会が高いキャラならこちらの方が圧倒的に便利。頻出するUGN/裏社会/噂などで取得しておくと重宝するはず。



◆フォーカスシステム(FS判定)

映画で言うところのクリフハンガーシーンや、チェイスシーン、アクションシーンなどをセッションで再現するルールです。

ざっくり言うと、制限ターン以内に、設定された複数の技能判定を全て成功させればクリアとなります。
戦闘や情報以外の技能やイージーエフェクトの出番が多くなりますし、ダブルクロスのシステム上発生しにくかった判定ハプニングによる面白さがセッションを彩ってくれます。

進行は戦闘と同じシステムなので難しくはないです。
セットアップフェイズ毎にハプニングチャートをロールするので、シナリオクラフトみたいに状況に思わぬ変化が出るのが面白いです。

サンプルFS判定シートも多数掲載されています。タイトル名だけでもどんな内容か想像が付くと思います。
「交渉を成立させる」「時限爆弾を解除する」 「EHの施設に潜入せよ」「追跡者を煙に巻け」
「ターゲットを尾行しろ」「探し物は何ですか?」
「暴走バスを止めろ!」「基地内から脱出せよ!」
「ジャーム化を止めろ!」

セッションのカンフル材としてうってつけなので、私はオリジナルシナリオを作るとき、ほぼ毎回このFS判定シーンを入れています。
条件付きのエネミーエフェクトやEロイスの解除、ヒロイン救出(説得)などにFS判定はもってこいですね。難易度を高くして、タイタスを使ってもらうのも盛り上がります。是非使ってみて下さい。







◆追加エネミー

これも他に再録されていません。

ザコ×6種
中堅×6種
ボスクラス×3種


◆シナリオ2本

人類滅亡を企むFHエージェントからレネゲイドビーイングの少女を助け出す「ヴェノムスヘイト」

ソラリスの洗脳能力を悪用するFHエージェントと対決する「アンガーインパルス」


◆シナリオフック

その他、FS判定とエネミーデータを掲載した8本の詳細なシナリオフックも掲載されています。それぞれに見開き2ページのボリュームがあります。


1.EXレネゲイドの島を舞台にした冒険「絶海の孤島に"遺産"を見た!」ディアボロスも出るよ!

2.死んだはずの幼なじみを操るジャームのEロイスをFS判定で解除する「君にさよならを」エモい。

3.EXレネゲイドのコンピューターウイルスの暴走を阻止する「暴走ネズミ」

4.分身と変身と洗脳と操作で街を暴走ピエロだらけにしたFHエージェントと対決する「道化の王」

5.無自覚に関わる者を死に至らしめる少女に纏わる物語「マンサーチ」

6.学校で発生した謎の怪異事件を解決する「学校の怪談

7.操られて逃走したオーヴァード少女をFHに先んじて確保せよ「裏切りの追走」

8.巨大怪獣ジャームをよじ登りながらひたすら戦う「巨大ジャームを倒せ!」

以上。かなり遊べます。





●エフェクトアーカイブに再録されたもの

エフェクトアーカイブは、エフェクトデータを集約増補改定したサプリメントです。

◆追加エフェクト

従来のシンドロームにも各々6種類のエフェクトが追加されていますが、ブラム=ストーカーだけ従者エフェクトの増補により計23種追加されています。

基本ラインナップは、制限無し3種、80%、100%、120%それぞれ1種といった具合です。

一般エフェクトにも、通常6種とイージーエフェクト8種が追加になっています。

有用なものをいくつかピックアップしてみます。

《鏡の中の人形》エンジェルハイロゥ

他人の代わりにドッジする。ドッジキャラの肩身の狭さが解消の兆し!

《レーザーファン》エンジェルハイロゥ

至近不可ながら組み合わせた攻撃を範囲選択攻撃にする。ただでさえつよかったピュアブリードの射撃キャラが一気に凶悪化。

《80%:ミラーイメージ》エンジェルハイロゥ

ドッジのクリティカルを-1。意地でも避けたい人への福音。ただし攻撃が下がる。

《マグネットムーヴ》ブラックドッグ

イニシアチブに対象を引き寄せる。ボスを一本釣り!でも敵も使って来るよ!

《盾なる人形》ブラム=ストーカー

従来専用のカバーリングエフェクト。ピュアブリードでもカバーリングキャラがやり易くなりました。

《ブラッドボム》ブラム=ストーカー

低侵蝕率でも使えて侵蝕率1で5Dの追加ダメージとか!その分バックファイアもあるけど《渇きの主》と絡めると強い。従者なら自爆上等で使える。

《魔獣の衝撃》キュマイラ

まさかのRC攻撃エフェクト。ダイスも増えて攻撃力もそこそこある優秀スペック。

《魔獣の本能》キュマイラ

肉体で〈RC〉判定を行う!
行動値は低いけど《完全獣化》でダイスが増やせる利点が生まれる。

《無機なる四肢》エグザイル

まさかのRC攻撃エフェクト。侵蝕率1でなかなかのハイスペックだが、エグザイルだと一筋縄では使えないのが難点。

《100%:ヒュドラの怒り》エグザイル

暴走するけどダイスと攻撃力がそこそこ増える。攻撃力不足だったエグザイルに福音。

《援護の風》ハヌマーン

オートアクションのダイス支援エフェクト。モルフェウスの《砂の加護》みたいに使える上に侵蝕率も安い。ますますハヌマーンの万能性能に磨きがかかった。エフェクトアーカイブのリミットエフェクトでさらにヤバい性能になる。

《80%:スプリットアタック》モルフェウス

回数制限無しで複数体への攻撃が可能に。ただし、ダイスと攻撃がそこそこ減る。Dロイスとのシナジー前提みたいな性能だが使いこなすと強い。…エフェクトアーカイブでペナルティ無しのシーン一回に弱体化^^;

《言葉の刃》ノイマン

性能はソラリスの《絶対の恐怖》と全く同じ。これのおかげで、オルクスとのクロスブリードで装甲無視攻撃が可能になった。

《バックスタブ》オルクス

《縮地》の後に白兵攻撃力がアップする。効率はイマイチだけどカッコいい。
エフェクトアーカイブでは《縮地》のリミットエフェクトになってしまった。

《100%:拡散する世界》オルクス

対象のメジャーアクションを、シーン/視界に拡大する。マジパネェっす。節度を守って使いましょう!

《災厄の炎》サラマンダー

使用回数制限無しで係数3/最大LV5の範囲選択攻撃。さらに《プラズマカノン》も範囲化できる。革命的チート性能。エフェクトアーカイブで侵蝕率コストが4に上がった。

《フェニックスの翼》サラマンダー

クリンナップでHP回復。ガードキャラがますますやり易くなった。

《エクスプロージョン》ソラリス

RC範囲選択攻撃。ブラックドッグの《雷神の鎚》に似た性能。精神ダイスをブーストする《トランキリティ》をRCアタッカーで活かしやすくなった。

《ハイリザレクト》一般

《リザレクト》の回復効果に+LV×2点。HPをコストにするブラム=ストーカーのエフェクトが使いやすくなる。


◆追加エフェクトアイテム

《ハードワイヤード》5種
従者専用11種
エフェクトアーカイブで増補再録されています。

こちらも特に便利なものをピックアップしてみます。

ヴィブロウィップ

《ハードワイヤード》3スロット分の武器。実質の攻撃力15/射程10m。《マルチウェポン》しない白兵ブラックドッグにはオイシイ武器。

小型浮遊砲

《ハードワイヤード》3スロット分の武器。装甲無視の大型拳銃といった性能。常時装甲無視は強い。
エンジェルハイロゥとのクロスブリードで、範囲化の《レーザーファン》や、必殺の《マスヴィジョン》と合わせると鬼。

ラストブラッド

従者専用。使い捨て。判定ダイス+5。使うとメインプロセス最後にHP0に。自爆攻撃の《闇夜の呪い》や《ブラッドボム》と好相性。


◆追加エネミーエフェクト

各シンドローム毎に2種×12
ウロボロス専用×5種
一般×8種





●リンケージマインドに再録されたもの

リンケージマインドは、Dロイス・Eロイス・固定ロイスなど、ロイス回りのルールを集約改定増補したサプリメントです。

◆追加Dロイス

8種類追加されました。
こちらもサプリメント「リンケージマインド」に全て性能変更無しで再録されています。
通し番号は、上級ルールブックから続いている番号です。


58.【愚者の黄金(デミクリスタル)】

1回だけコンボ全てのエフェクトLVを+1。HP-2D。
肉体の低いキャラがクライマックスに使うと結構な確率でHPが0になるので肉体・白兵キャラ向き。
素のタイタスを使うより、ここでもう一押ししたい時のダメージソースになってはくれるので、係数の高いエフェクトを取得しておくと有効利用できるだろう。

「弱い設定を付けられている事」自体を活かして、キャラクターに深み・ドラマ性を持たせるのにも役立ちます。

珍しく「何らかのデータを付け加えても良い」と書かれているので、工夫して使うと面白そうです。
キャンペーンセッションで本物の賢者の石に進化させるギミックを仕込んでみたり。
前の持ち主の意志を宿していたり。
死ぬ間際のジャームに一瞬正気を取り戻させる力があることにしたり。
etc


59.【想い人(オンリーユー)】

ダメージロールを1回だけ、ガード装甲無視&カバーリング無効にする。ただし、指定ロイスがタイタス化するとバックトラック2倍振りが出来なくなる。
火力特化ビルドに適合性が高いが《時の棺》やダメージ軽減相手には無力なので、決定力は思った程じゃない。

60.【屍人(リヴィングデッド)】

受けるダメージが常に-2Dになる。ただし、バックトラックの出目が少し不利になる。ガードキャラに適正が高い。

61.【生きる伝説(リヴィングレジェンド)】

購入難易度の設定されているアイテムならなんでも一つ即座に入手できる(常備化はされない)。バックトラック-1D。
ルールブック2掲載のパワーアシストアーマー(購入60/装甲25/肉体+2/攻撃+5)を運用するのに使うくらいか。



62.【守護者(ガーディアン)】

攻撃一つの対象を自分一人に変更する。侵蝕+1D。タイタスをダイス増加に使えなくなる。
ガードキャラなら選択肢に入れても良いが、Dロイス枠を使って《時の棺》に及ばない効果というのが切ない。

63.【調和者(ハーモナイザー)】

仲間一人、エフェクト一つの侵蝕率コストを1回だけ0にする。侵蝕率+1D。
仲間に120%エフェクト使いがいる場合に役に立つコンビ打ち前提の効果。
…Dロイス枠を使うほどの見返りは無いかなー。

64.【傍らに立つ影(シャドウバディ)】

ウロボロス専用。コピーエフェクト扱いで、エフェクト一つを取得できる。
侵蝕率制限の無いタイプの《原初の~》シリーズ一つを追加で取得できるイメージ。使うときアヴァター(ジョジョで言うところのスタンド)が出現する。
《魔獣の衝撃》や《災厄の炎》等、メジャーアクションの便利エフェクトを持ってくるのがスタンダード。
使用回数制限があるエフェクトを取得しても、侵蝕率基本値がアップしないので《要の陣形/3体攻撃》を取得するのもオススメ。
ハヌマーン《援護の風》や、バロール《紡ぎの魔眼HR》等の汎用ダイス増加エフェクトも使い勝手が良好。

NEW★RC/魔獣の衝撃3体攻撃★ウロボロスピュア@傍らに立つ影

フルスクラッチ

▼能力値 UGNエージェントD
肉体2
感覚2 〈知覚〉1
精神4 〈RC〉1+3
社会1 〈交渉〉1 〈調達〉1+2 〈情報:UGN〉1
【能力値0】【技能10】

▼エフェクト
2+1《赤:魔獣の衝撃》6LV 攻5 +7D
3《螺旋の悪魔》7LV 攻+24 暴走
2《コンセントレイト:ウロボロス》3LV
3+1《D:要の陣形》1+2LV 3体攻撃
【エフェクト120】

▼60%コンボ
侵蝕8/攻撃力26/ダイス11/クリティカル7/修正4/暴走

▼100%コンボ
侵蝕12/攻撃力29/ダイス14/クリティカル7/修正4/3体/暴走

爆発力はありませんが、130ビルドのRCアタッカーとしては、かなりバランスの良いキャラクターです。
《魔獣の衝撃》のレベルを下げて、イージーエフェクトや技能に回すもの良いでしょう。



65.【輪廻の獣(アルマレグナム)】

ウロボロス専用。《時の棺》と同じ判定キャンセル効果を1回だけ使えるが、コストにタイタス一つを消費する。つまりロイス枠2つをこの能力にとられる事になる。超リスキー。
小説の主人公がこのDロイスを持っていた。プロジェクトインフィニティコードに深く関わる力であるようだ。コードウェルやプランナーに狙われる事になりそう。

◆追加Eロイス

一般8種
衝動毎に2種×12

かなりシャレにならない大胆な効果が目白押しです!
持たせるだけでボス戦のギミックになるのでGMする人必見です。