ダブルクロスのススメ

夏以降でサプリが出るようです●ハートレスメモリー電子書籍化決定!●SSSの第4弾ラウンドアバウトが1月下旬発売されました!【更新履歴】●4/18ガード記事にカウンターダメージエフェクトを追記●4/2賢者の石記事にオーバードーズキャラ追加●2/21サイレン記事に雷鳴の申し子を追加●1/20賢者の石記事にキャラ追加●1/17奈落の法則記事にウロボロスを追加●1/1GMのコツと遊ぶコツの記事にTweetを追加●12/7ボスエネミーデータ記事に1ラウンド戦について加筆●12/3アイテムアーカイブのサイレントエラッ

一般エフェクト使ってますか?@ダブルクロスのススメ

見どころのある一般エフェクトについての解説を試みる記事であります。


 


◆ルール1

《ワーディング》

非オーヴァードを無力化するエフェクト。
ルール1-p169のエフェクト欄以外にも、ルール1-p286とp324に解説があります。全てに目を通しておかないと、実態がよくわかりません。
標準装備のエフェクトなのですが^^;

つまるところ、オーヴァード同士の戦闘に一般人を巻き込まないように・戦いを見られないようにするために・オーヴァードの敵はオーヴァードにするために…設定されたエフェクトなので、この目的にかなうように(紳士協定を前提に)運用すると良いです。

オート・シーン対象の持続エフェクトですか、例外処理についての言及が無いので、シーンに登場している誰が使ったかは、他のエフェクトと同様にすぐに分かる裁定となります。

これを分からないとしてしまうと、《サイレンの魔女》や《カームダウン》で攻撃を受けても誰にやられたのか分からない、という処理が通る事になってしまいます。

ただし、演出上すでに張られているワーディングに侵入した場合など、使い手が視界内にいないときは、誰が使ったか分からないとしたほうが自然です(紳士協定)。

ワーディングに使い手独特の雰囲気や匂いや気配などの演出を付けるのも面白いです。

上級ルールのバロールユニークアイテム「ブラックダイヤモンド」で時空間停止効果が付くのが個人的にお気に入りです。


《リザレクト》

オートアクションエフェクトなので、エグザイルの《デビルストリング》でキャンセルされてしまいます。
この場合タイタスを使うしかなくなります。
PVPでは凶悪なコロシのテクニックになります。

自己治癒能力なので、ルールにはありませんが、シーン登場時の侵蝕率上昇分を《リザレクト》したことにしてHPを回復させるのもアリだと思います。


《コンセントレイト》

「メジャーアクションエフェクト組み合わせルール以外のクリティカル下限値をどう適用するのか」の処理が、公式FAQを読んでも判然としません。
タイミング毎に区切るのか、本当にぜんぶひっくるめて良いのかが読み取れません。
その為、GMさんによって処理が異なるので都度確認しておきましょう。

>《コンセントレイト》4LVで【賢者の石】を使った場合、クリティカル値は4になるのか?5になるのか?

>《コンセントレイト》3LVを2つ組み込んだコンボにと【賢者の石】を使った場合、クリティカル値は2になるのか?5になるのか?

>《コンセントレイト》4LVで《リミットリリース》を使った場合、クリティカル値は5になるのか?6になるのか?


《クイックダッシュ

セットアップ移動エフェクトですね。
近接武器作成エフェクトを使うのに、移動エフェクトが無い、モルフェウスやブラム=ストーカーの白兵アタッカーが重宝します。

キュマイラ《復讐の刃/カウンター》を使うキャラでも、戦闘開始直後の接敵が可能となるので必携です。
但しこの場合《ターゲットロック》とは対象が異なる為、併用出来ない事に注意しましょう。


《カバーディフェンス》

カバーリングエフェクトです。
ブラム=ストーカーピュアの従者使いが、召喚した従者を護るために必要となる場合があります。

他、カバーリングエフェクトの無い、エンジェルハイロゥ・ハヌマーン・バロール・ノイマンソラリスのピュアブリードを、経験点潤沢な高レベルで使う時に選択肢に入ります。



◆ルール2

《ヴァイタルアップ》

HPが「侵蝕率-100」アップ。
HPアップした分侵蝕率もアップ。
2nd editionではボスのお約束エフェクトでした。

PCでもバックトラックを諦めてジェネシフトと併用すると、タイタスで復活するより高効率になります。
この場合、Sロイス効果で《ヴァイタルアップ》の使用回数を回復させる事も視野に入ります。

シナリオクラフトテンプレート「ロシアンルーレット」で時PCがボスキャラに選ばれた場合も取得できるので、覚えておきましょう。


《カームダウン》

全体無差別ダイスペナルティエフェクトです。
単体では決め手に欠けるので、他のダイスペナルティエフェクトと併用する事になります。

持続中のエフェクトは任意のタイミングで切ることが出来ます(ルール1-p325)。
《カームダウン》を使い、パーティー全員で行動を遅らせ、敵の行動終了を待ち、《カームダウン》を切る。というムーブで、味方のメジャーアクションへのダイスペナルティを回避する事ができます。


《フィジカルエンハンス》《マインドエンハンス》

クリティカル-1効果。
普段はまず必要の無いエフェクトです。
《サイレンの魔女》使いが苦肉の策として持っているのをたまに見かけるくらいです。

クリティカル下限値を一括処理する裁定の卓だと、【賢者の石】でクリティカル2攻撃をするときにタイタス1つ分の役に立ってくれます。


《リフレッシュ》

バステ回復エフェクトです。
オートアクションで使えるので、重圧に弱い高レベルピュアサラマンダーのガードキャラで、お守り代わりに取得した事があります。


《リミテッドイモータル

マイナーアクションでHPを回復。
HP消費エフェクトを使うブラム=ストーカーでマジ重宝するエフェクトです。
一般エフェクトは見落とされがちなので、困っている人がいたら教えてあげて下さい。

ルール1限定レギュレーションだと、誇りある紅ちゃんにこれを持たせられないのが辛い。


◆エフェクトアーカイブ

《アタックボーナス》

攻撃力係数3/最大LV5
シーン1回。
戦闘の短い環境でなら、十分に役に立つ。
隠れた実力者。


《マルチアクション》

マイナーアクション移動エフェクトと組み合わせて、ヴィークルに搭乗しつつ移動したいときに使える…が、これだけの為に2枠もエフェクト使うとか非効率すぎる。
エフェクトではないヴィークルを運用するときは、搭乗状態でシーンに登場できるように、GMさんとすり合わせを行いましょう。

他、ボルトアクションライフルで狙いを付けつつ移動エフェクトを噛ませるのにも使えます。


《スーパーランナー》

シーン1回ですが、マイナーアクション移動が可能に。離脱にはつかえませんが、クリエイトウェポン系と相性が良いですね。
より汎用性の高い《クイックダッシュ》とどちらを使うかはお好みで。


《朧の旋風》

ドッジ成功で追加行動。
全てのドッジ特化キャラへ贈るご褒美エフェクト。
他、チーム全員で取得してから、わざと避けやすい攻撃を仲間が使い、追加行動を引き出すという荒業も考えられる。






《超越的能力》イージー

非オーヴァード対象のエフェクトをオーヴァードにも効くようにする。
あらゆる傷病を癒やすブラム=ストーカーの《生命治癒RW》に使うと便利。


《無面目》イージー

オーヴァードであることを隠すエフェクト。
オーヴァードが迫害されているクロウリングケイオスステージで役に立つ。



◆ヒューマンリレーション

《オーバーアクセル》

セットアップ
行動値アップするが暴走する。
エフェクトアーカイブのサラマンダーやウロボロスから増えた、暴走をトリガーにするエフェクトを活かしたい時に選択肢に入る。

《バーサークセルフ》

イニシアチブ
暴走する。
ラウンド中の命中ダイス+2
ダイスを増やしにくいコンストラクションのRCアタッカーだと選択肢に入る。


◆一般エフェクトしか使わないキャラ


詳細
https://twitter.com/kreutz9612/status/1338073900630986754?t=Jj7JQrfrxGWIYGEpGcLKIQ&s=19