体を自在に変化させるシンドロームです。
白兵向きです。ガード無視と範囲攻撃はあるものの装甲無視が無く、さらに火力が今一つな為、ピュアよりクロスブリードで映える性能です。
装甲無視にこだわらないなら、どの白兵ビルドとも、相性は抜群です。
ベストマッチは装甲無視と火力のあるブラムストーカーです。
ハヌマーンとも悪くないのですが、エフェクト性能が被る部分が多いのに加え、攻撃力固定値の伸ばしにくさがフォロー出来ません。
装甲無視は出来ませんが、キュマイラのパワーに応用力のエグザイルという組み合わせもかなり強いです。
ブラックドッグの火力不足と範囲攻撃力不足もキレイに補えます。
《ウルトラボンバー》を使うなら、射撃アタッカーとしてエンジェルハイロゥとのクロスも強力です。強火力の《マスヴィジョン》と、n体攻撃《異形の祭典》の相性も最高です。
ガードキャラなら、重圧に対応できるオートアクションのバステ回復《異形の守り》と、遠隔カバーリング《命のカーテン》を生かせます。
イージーエフェクトは、探索や情報収集に便利なものが揃っており、全シンドローム中でも屈指の便利さです。
最新環境では、侵蝕率を節約しつつ大ダメージを出せる定番のアタッカーとして、キュマイラにも負けない1番人気のシンドロームになっています。
カバー範囲の広さから、ガチガードキャラにも欠かせないシンドロームです。
●エグザイルのオススメエフェクト
《伸縮腕》
ダイスが減るものの、白兵の射程を視界まで伸ばします。
〈白兵〉コンボの起点になる&接敵移動が不要になるので、《破壊の爪》や《インフィニティウェポン》などエフェクトで白兵武器を作るキャラには、一度使うと手放せない便利さです。
《ウルトラボンバー》
一見ネタエフェクトですが、使いどころを見極めれば、ミドルフェイズは元よりクライマックスでも便利に使えます。
範囲選択ではなく"範囲"なので、同じエンゲージの仲間も巻き込みます。
そういった意味で、行動値の高い射撃アタッカーで仲間に先んじて敵陣に飛び込み使うスタイルが定番です。
リアクション不可なので、必中&ガード不可です。なので、射撃アタッカー以外のビルド…白兵アタッカーや《コンセントレイト》の無いガードキャラでも役に立ちます。
射撃エフェクトなので、エンジェルハイロゥとのクロスブリードが使いやすいです。
"範囲選択"で使いたいならモルフェウスの《ギガンティックモード》と組み合わせるという手も無くはないです。
《骨の剣》
素手を強化します。ブラムストーカーとのクロスブリードで《渇きの主》《伸縮腕》と共に多用されます。ガード値が6が魅力です。
《デビルストリング》
オートアクションのエフェクトを打ち消します。一応ルール上は《リザレクト》も打ち消せます(相手はトドメ待ちの戦闘不能になります)。
敵のガード/カバーリング/ダイスペナルティ/ダメージ軽減/ダメージカウンター/復讐の刃など、割り込み系エフェクトに対する打ち消しに非常に便利に使えます。
ルールに慣れて来たら、成長時に取得しておくと必ず役に立ちます。
《貫きの腕》
白兵のガード無視エフェクトです。成長時に取得しておくと安心です。
《異形の祭典》
侵蝕3、回数制限ナシ、最大7体まで攻撃可能。ほとんどシーン攻撃です。白兵なら《伸縮腕》とのコンボがおいしいです。攻撃力-10ですがキュマイラ《フルパワーアタック》や、エンジェルハイロゥ《マスヴィジョン》と組めば大して気になりません。
《生体侵入》イージー
倒したエネミーに入り込んで泳がせ、アジトを突き止めるのに使ったり、気になるNPCの寝込みに乗じてに取り憑いたり、従者に使わせて自分の中に隠して連れ歩いたり。
侵蝕コストは高いですが、かなり便利に活用できます。
注意《妖の招き》
使用上の注意があるので紹介しておきます。
効果としては、白兵射程20mで引き寄せ攻撃ができるというもの。
主にメインアタッカーをボスにぶつける為に、サブアタッカーが使用してガードエネミーを剥がすのに使うものです。
このエフェクトは射程が20mではあるものの、攻撃の射程を伸ばす効果がありません。
なので、[射程:至近]のエフェクトと組み合わせるとこのエフェクトの意味が無くなってしまいますし、[射程:武器]のエフェクトを組み合わせてしまうと、「組み合わせたら短い射程に合わせる(基本1ーp254)」ルールに従う事になり、20mを最大射程として攻撃に使用した武器の射程を使う事になります。
[射程:至近][射程:武器]のエフェクトですが、ほとんどの白兵起点エフェクトがこれにあたります。
素手など同じエンゲージにしか攻撃出来ない至近射程の武器ならコンボ自体が無意味になります。
オルクスの《緑の鞭》なら20m。射程を伸ばす効果を持つ《伸縮腕》や《かまいたち》とのコンボなら射程は視界になります。
《妖の招き》と《コンセントレイト》のみのコンボなら、[射程:至近][射程:武器]のエフェクトを組み合わせていないので、素手や至近射程の武器を使っていても射程は20mで使えます。
ややこしい所なので、ご注意下さい。
注意《80%:異世界の因子》
見たエフェクトをその場で取得するエフェクト。
バロールの《100%:時の棺/判定キャンセル》や、ハヌマーンの《100%:ライトスピード/2回攻撃》、ノイマンの《100%:ラストアクション/追加行動》など、LVに関わらず強いエフェクトを取得している仲間がいると便利。
取得できるエフェクトの解釈がGMによって違う事があるので、このエフェクトを使う場合は事前に聴いておきましょう。
>解釈A
エフェクト“取得"は、既存のルール全てをクリアしなくてはならない。
例えば自分のオプショナルシンドロームの侵蝕制限エフェクトは《異世界の因子》では取得できない。
>解釈B
「エフェクト効果と既存ルールが矛盾する場合はエフェクト効果を優先する(ルール1-P250)」に則り、ピュアとエネミー以外なら取得OK。
私はこちらの解釈で運用する事にしています。
ちなみに、Dロイスエフェクトを取得する事はできません(上級p-25)が、リミットエフェクトを取得する事は可能です(エフェクト効果の優先)。
注意《120%:融合》
自分は行動値済みになりますが、他のキャラに自分のエフェクトを流用させる事ができるエフェクトです。
凄いコンボが発動できるようになる分、侵蝕コストがハンパない事になるので、有効な使い方ほ今に至って見出されていません。
一応、Dロイス【古代種】の《フラットシフト/コンボ侵蝕を0にする/上級》を相手に使ってもらったり、ゼノスエンブレムの「退化の書/自分取得のエフェクトコストを0にする/UG」を使うなどすると、かなり侵蝕率を抑える事が可能です。
●オススメブリード
●バロールとのクロス
万全なガードキャラとしてド定番です。
《時の棺/判定キャンセル》《孤独の魔眼/範囲攻撃集束》《グラビティガード/ガードアップ》等を利用します。
●サラマンダーとのクロス
アタッカーとしては装甲無視ができませんが、サラマンダーの移動と相性の悪いエフェクト《灼熱の砦》《終末の炎》と《伸縮腕》の相性のが良好です。
●キュマイラとのクロス
ガードキャラとして《命のカーテン》《イージスの盾》による遠隔ガードと、《鋼の肉体》によるHP回復で、粘りのある立ち回りが可能になるオススメブリードです。
アタッカーなら、サラマンダーと同じく装甲無視がネックになりますが、《伸縮腕》と《ジャイアントグロウス》は白兵と相性抜群です。《異形の祭典》の攻撃力低下も、《フルパワーアタック》や《神獣撃》があれば気になりません。
●ブラムストーカーとのクロス
白兵アタッカーとして、長所を活かし弱点を補いあえる定番の組み合わせです。
《渇きの主/装甲無視》《血の宴/範囲攻撃》《ブラッドバーン/攻撃力UP》などがオススメです。
●ブラックドッグとのクロス
コンストラクションの初期作成で《バリアクラッカー/装甲ガード無視》を《ジャイアントグロウス》で範囲に撃ち込めるブリードになります。
火力はキュマイラやハヌマーンに一歩劣りますが、《加速装置》で行動値を高める事もできるので、万能系白兵キャラとして活躍可能です。
◆キャラクター例
1.【白兵/遠隔ドレインアタッカー】エグザイル×ブラム=ストーカー
【EA適合】
▼能力値
肉体7 〈白兵〉1+3
感覚3
精神1
社会1 〈調達〉1+2
▼エフェクト
4《渇きの主》1LV 装甲無視 HP8回復
3《骨の剣》1LV 攻7
2《伸縮腕》2LV -0D 視界
4《80%ブラッドバーン》2LV 攻12 HP-5
2《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》2LV
▼100%コンボ
侵蝕12/攻撃力19/ダイス10/装甲無視/射程視界/HP8回復
最初から強い訳ではありませんが、範囲攻撃《血の宴》、ガード無視《貫きの腕》等を覚えれば磐石な強さです。
2.【白兵/範囲アタッカー】エグザイル×サラマンダー
【EA適合】
▼能力値
肉体8 〈白兵〉1+3
感覚1
精神1
社会2 〈調達〉1+2
▼エフェクト
2《炎の刃》1LV 攻4
3《灼熱の砦》2LV 攻9 動かない事
5《100%:ジャイアントグロウス》1LV 攻2D 範囲
2《80%:終末の炎》1LV 攻10 HP-10
2《コンセントレイト・サラマンダー》3LV
▼100%コンボ
侵蝕14/攻撃力29+2D(ワイヤーウイップ)/ダイス11/修正2/範囲選択/射程10m/HP-10
ワイヤーウイップの射程を使った白兵ビルドです。基本ルールの白兵ビルドではトップクラスの戦闘力です。
3.【専業ディフェンダー】エグザイル×キュマイラ
【EA適合】
▼能力値
肉体5 HP32
感覚1
精神2 〈意思〉1+2
社会4 〈調達〉1+3
▼エフェクト
2《崩れずの群》1LV カバーリング
4《命のカーテン》1LV 遠隔カバー
3《イージスの守り》3LV ガード4D
2《鋼の肉体》1LV 2D+5回復
2《コンセントレイト:エグザイル》2LV
▼100%コンボ カバーガード
侵蝕5/ガード4D+12(クリスタルシールド)
期待値で34点ガード。さらにメジャーアクションで2D+5点HP回復。遠隔ガードも可能。
成長でオートアクション・バステ回復の《異形の守り》や、さらにガードを高める《スプリングシールド》、HP増加の《巨人の生命》等も取得すれば、かなりしぶとい壁として活躍できます。
4.【白兵/複数体アタッカー】エグザイル×キュマイラ
▼能力値
肉体8 〈白兵〉1+3
感覚1
精神1
社会2 〈調達〉1+2
▼エフェクト
2《伸縮腕》1LV -1D 視界
3《異形の祭典》1LV 攻-10 3体
4《80%:フルパワーアタック》3LV 攻20
3《100%:命の剣》1LV 攻8
2《コンセントレイト:エグザイル》2LV
▼100%コンボ
侵蝕14/攻撃力28(両手剣)/ダイス10/修正1/射程視界/三体
強いです。《異形の祭典》は《ジャイアントグロウス》にするのもアリです。
5.【神獣撃アタッカー】エグザイル×キュマイラ
【EA適合】
▼能力値
肉体6 〈白兵〉1+3
感覚1
精神1
社会4 〈調達〉1+2
▼エフェクト
2《伸縮腕》1LV -1D 視界
6《完全獣化》1LV +4D
3《破壊の爪》1LV 攻10
2《神獣撃》3LV 攻6D
2《コンセントレイト:エグザイル》2LV
▼100%コンボ
侵蝕6(準備9)/攻撃力10+6D/ダイス12/射程視界
起点エフェクトと射程延長を兼ね備える《伸縮腕》は本当に使えるエフェクトです。
《完全獣化》で[肉体]ダイスが安定する為、能力値は[社会]を伸ばす事が可能になっており、情報収集もかなり得意です。
ダメージ期待値も65に達しますので充分に強いです。
成長では複数体の攻撃が可能な《異形の祭典》の取得がオススメです。
6.【ウルトラボンバー!】エグザイル×エンジェルハイロゥ
【コンストラクション】
▼能力値 UGNエージェントB
肉体2 〈回避〉1
感覚8 〈射撃〉1+2
精神1 〈RC〉1
社会1 〈調達〉1+3 〈情報:UGN〉1
▼エフェクト
2《小さな塵》1LV 攻4
4《ウルトラボンバー》3LV 攻20 必中自爆
4《100%:マスヴィジョン》1LV 攻10
1《光芒の疾走》1LV 移動
2《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》2LV
▼アイテム 常備化10/財産0
ショットガン/7 攻7 修正-1
ウェポンケース/1
コネ:要人/1 ×2
▼60%コンボ
侵蝕8/攻撃力24/ダイス9/クリティカル8/修正2/至近範囲/必中/HP0
▼100%コンボ
侵蝕12/攻撃力41/ダイス11/クリティカル7/修正2/至近範囲/必中/HP0
《光芒の疾走》で敵のフトコロに飛び込み《ウルトラボンバー》を使います。
強いです。
《異形の祭典》も覚えれば、フリーダムガンダムの如きフルバーストアタックも可能です。
7.【万能ガード】エグザイル×バロール
【コンストラクション】
▼能力値
肉体2
感覚2
精神4 〈意志〉1+2
社会4 〈調達〉1+3
▼エフェクト
2《崩れずの群れ》1LV カバー
4《命のカーテン》1LV 遠隔ガード
3《グラビティガード》3LV ガード+4D
10《100%:時の棺》1LV 判定キャンセル
2《コンセントレイト:エグザイル》2LV
▼アイテム 常備化16/財産0
クリスタルシールド/15 ガード12
ウェポンケース/1
成長では《孤独の魔眼/範囲攻撃集束》や、重圧対策に《異形の守り/バステ回復》等を取得します。
8.【範囲選択バリアクラッカー】エグザイル×ブラックドッグ
【コンストラクション】
▼能力値
肉体8 〈白兵〉1+2
感覚2
精神1
社会1 〈調達〉1+3
▼アイテム 常備化10/財産0
ワイヤーウイップ/8 攻6
ウェポンケース/1
コネ:UGN/1
▼エフェクト
2《アームズリンク》2LV +3D
4《80%:バリアクラッカー》1LV 装甲ガード無視
4《80%:MAXボルテージ》1LV 攻+10 -1D
5《100%:ジャイアントグロウス》1LV 攻2D 範囲
2《コンセントレイト:エグザイル》3LV
▼100%コンボ
侵蝕17/攻撃力16+2D/ダイス13/クリティカル7/修正1/範囲選択/装甲ガード無視
装甲ガード無視を範囲選択にブチ込めます!
◆サプリメントのエグザイルをピックアップ
今ひとつだった攻撃力がトップクラスまで強化。ガード応用力も高まりカバーキャラにはほぼ必須要件に。
●エフェクトアーカイブ
《異形の祭典》
攻撃力-10が無くなり、シーン1回になりました。使いやすくなったと言えます。
《ウルトラボンバー》
攻撃力がさらに+5と強化されました。
《螺旋撃》
リアクションクリティカル+1
侵蝕率制限が無くなりました。
《80%:デモンズウェブ》
ありそうで無かった仲間にも飛ばせるダメージ軽減エフェクトです。
《守護者の巨壁》
《命のカーテン/遠隔カバー》のリミットエフェクト。
シーン攻撃を一人で受け止めます。
取得できるレギュレーションなら優先順位は高い。
●ヒューマンリレーション
《怒涛の大蛇》
《伸縮腕》のリミットエフェクト。
シーン攻撃ができます。
●レネゲイドウォー
《80%:死神の手》
攻撃力係数4。白兵と射撃の基点にできる。
素手か《骨の銃》の使用が条件。
やっとエグザイルも安定火力に恵まれましたが、後出の《死招きの爪》にお株を奪われました。
●バッドシティ
《死招きの爪》★
《骨の剣》《骨の銃》のリミットエフェクト。
係数5で作成した武器の攻撃力を上げる。
強い。
もはやエグザイルアタッカー必携のエフェクト。
ミドルフェイズから高い攻撃力を発揮できる、超高性能エフェクトです。
エグザイル@遺産継承者/ジャイアントキルIA
— 🐰うさほまれ@ダブルクロス (@usahomare) 2024年2月18日
4212 射撃4 調達1
【10】
D骨の銃IA3 攻13
死招きの爪BC5 攻30
オールレンジ5 +6D
コンセ2
【100】
特異体IA/オーバーロード1 攻×2
【20】
11dx@7+3 攻86+2D
ダメージ期待値117.9
アイテムアーカイブのデータも駆使したものですが、130点ビルドで安定的に3ケタダメージを叩き出します。