ノイマンさん
基本ルールブック環境のノイマンピュアブリードの性能について掘り下げてみたいと思います。
結論から言うと、趣味的だけど使いようによっては独特の強さを発揮する…といった感じです。
◆ピュアブリードの基本能力値
肉体0
感覚0
精神6
社会2
◆エフェクトレベル+2の恩恵
《ヴァリアブルウェポン》
最大レベル3、《マルチウェポン》と合わせて6つの武器を同時に使用できるようになるが…詳しくはキャラクター例1にて。
《120%:戦神の祝福》
切り札。最大レベル5、攻撃力+10D。侵蝕率コスト20。使用した場合、通常コンボと合わせて侵蝕率は大体150。残りロイス5の二倍振りでギリ、もしくは残りロイス4の三倍振りで使えます。
◆ピュア専用エフェクト
《インタラプト》
オートアクション割り込みで相手のクリティカル値を+1。実質の所、キャンセル特化型のキャラクターと組むと使えるぐらいのもの。それにしてもコストが高い為微妙。
《常勝の天才》
最大レベル7。シーン一回。自分以外の味方にラウンド中攻撃力を最大で+32。
クライマックス戦闘はもちろん、ミドルフェイズの戦闘がものすごく有利になります。
これのためにピュアノイマンをすると言っても過言ではないです。
ラウンド中の複数攻撃…ハヌマーンの《ライトスピード》や、他のノイマンが使う《ラストアクション》、バロールの《時間凍結》、Dロイスなら【触媒】や、【申し子】の《セレリティ》とのコンボが強力です。
同じくセットアップでダイスを増やす《戦術》とのコンボが定番ですが、その他のセットアップエフェクトで範囲の狭いもの…《戦局判断》や《ファンアウト》との併用が不自由になる場合があるので、注意が必要です。
シーン一回しか使えない事がなによりのネックです。クライマックス戦闘において他のパターンのメジャーアクション支援キャラより強いかと言われると、ちょいと微妙と言わざるをえません。
上級ルールのSロイス効果で使用回数を回復できるので、利用するのも手です。
◆弱点
●アタッカーとして立ち回るのが難しい。
基本ルールブック環境では6刀流が難しい。
詳しくはキャラクター例1にて。
●バステ回復が難しい。
アタッカーならもちろんのこと、支援専門でも[憎悪]や[重圧]が厳しい。一般エフェクトの《リフレッシュ》《レストレインコマンド》やレネゲイドビーイングの《オリジン・コロニー》を利用する事になります。
◆キャラクター例
1.【六刀流!】
【フルスクラッチ】
▼能力値
肉体1 〈白兵〉1+3
感覚1
精神7
社会4 〈調達〉1+3 〈情報:UGN〉1+1
【能力値40】【技能13】
▼エフェクト
2《コントロールソート・白兵》1LV
3《マルチウェポン》1LV
3《ヴァリアブルウェポン》3LV
2《コンセントレイト・ノイマン》2LV
【エフェクト75】
《写真記憶》
【イージーエフェクト2】
▼100%コンボ
侵蝕10/攻撃力30(日本刀)/ダイス10/修正-2
▼アイテム 常備化ポイント16/財産点4
日本刀×2(10)
ウェポンケース×2(2)
最大攻撃力を実現させる為には、日本刀があと四本必要です。ゲーム中に目標値11の調達判定を4回成功させる必要があります。
判定自体の成功確率は高いのですが…めんどくさいです。また、空気を読んでスマートに判定を織り込まないと、卓のメンバーにウザがられます。
舞台が孤島だったり、シチュエーションによっては調達自体が難しい場合も考えられます。使用にはGMのコンセンサスが必要になります。
エフェクトアーカイブにアップデートすれば、《ブラックマーケット》の係数が10に跳ね上がるので、常備化はだいぶ楽になります。
Dロイスを使うならぜひ【達人】か【伝承者】あたりで、渋く決めて欲しいですね。
射撃タイプにするなら、命中修正の良いボルトアクションライフルを利用するのがセオリーですが、高価なので基本ルール初期キャラでは難しいです。